2008-10-13

s/w Sophisticated

僕の好きな言葉で「優れたデザインは98%の常識と2%のマジックから成立する」というものがある。
これは、テレンス・コンランの言葉だ。

ここでいうデザインは、プロダクトとしてのモノに限らず、
人や、気持ち、状況といった全てのデザインできるものにも言える。
デザインを専門的で特別な事として勘違いしている人がいるが、
僕はそうは思わない。
デザインは、ロジックであり、意味合いでもある。
そのため、何かをデザインする場合は、
単純に好みや、主観、ニュアンスだけで表現したものは
デザインとは言えないし、デザイナーではない。

最近、軽はずみにデザインという言葉を使えなくなってきている。
僕は、仕事でデザインなどしていない。
むしろ、自分の見せ方であったり、ライフスタイルに重きを置いている。
こういった言葉のニュアンスは非常に難しく、
あえて使うならそういった言葉が適しているというだけだろう。
明確な価値観やジャッジする能力を持っているかどうか。
そして、それをいかに表現出来るかが何かをデザインする上で必要な事だと思う。
たいそうな定義や環境、反骨精神は僕には必要ない。
あくまで、スマートにいれるかどうかだ。

まぁ、改まってデザインとは何かを語ろうとは思わないのでこの辺りで。